愛犬家に大人気のブラシ「ファーミネーター」とトリミングナイフを比較してみた

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つぶ
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わんこグッズ調査員の
ジャックラッセルテリアのつぶです!

偽物も出回るくらい大人気ブラシ
ファーミネーター
を購入しましたので
レビューしていきたいと思います。

動画で見たい方はこちら↓

シングルコートとアンダーコート

犬が抜け毛をするのは自然な現象であり、季節や犬種によって異なります。
抜け毛の主な理由は、保温や保護、季節の変化に対応するためです。
また、犬のコートの種類によって抜け毛の特徴も異なります。

シングルコート
シングルコートの犬は主にアンダーコートがない毛質の犬を指します。
中にはオーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)に一応分かれている犬種もあるみたいですがオーバーコートが極端に少ないので毛が抜けにくくなっているみたいです。
例として、ヨークシャテリアやプードルなどが挙げられます。
シングルコートの犬は通常一年を通して抜け毛が比較的少なく、お手入れが比較的簡単です。

ダブルコート
ダブルコートの犬は、外側に長い防水性のある毛(オーバーコート)と、内側に密度の高い短い毛(アンダーコート)を持っています。
例として、ハスキーやゴールデンレトリバーなどが挙げられます。ダブルコートの犬は春と秋に大量の抜け毛を経験し、特に気温が変化する季節に抜け毛が顕著になります。
我が家のジャックラッセルテリアもダブルコートなのでかなりの抜け毛の量です‥

ファーミネーターとは?

ペットの飼い主であれば、ペットの毛が散乱してしまうことはよくある悩みの一つ。
換毛機が激しい柴犬などは、家中が毛だらけになってしまうこともあります。
そんなペットの毛の除去に効果的なツールとして、ファーミネーターが注目を集めています。

ファーミネーターは、米国のブランド「FURminator®」が開発した特許を取得した除毛ブラシであり、ペットの抜け毛を効果的に取り除くことに特化しています。このブランドは2002年に創設され、以来多くのペット飼い主から愛用されています。

ファーミネーターは、他の一般的な毛のブラシやコームとは異なる独自の技術を使用しています。
特に、下毛や抜け毛をしっかりとキャッチするよう設計されており、ペットの被毛を健康的で美しい状態に保つことに貢献します。

開封してみた

さすが偽物が出回るだけあって保証書までついておりました。
こちらワンちゃんだけではなく猫ちゃんにも使用できます。

また、ファーミネーターは長毛用と短毛用があるみたい。
今回は短毛用を購入しました。

刃の部分をトリミングナイフと比べてみました。
トリミングナイフの細目を使っているのですが、目の細かさはほとんど同じような感じでした。
しかしファーミネーターの方が刃の部分が先端に行くにつれ細くなっています。

また、刃の溝もファーミネーターの方が深いので抜けたアンダーコートが絡まりやすい仕様になっています。

実際に使用してみた

我が家のうずはトリミングナイフでのレイキングやプラッキングをかなり嫌がります(笑)
ですがこのファーミネーターはそこまで嫌そうではありませんでした。

私が実際に使ってみて感じた良い点とイマイチな点をまとめました!

良い点

・刃の部分が広い
刃の部分がトリミングナイフより広くなっているので一気に広い面積のアンダーコートが除去できる

・アンダーコートがブラシに絡まる
先ほどもお伝えしたのですが溝が深いので取れたアンダーコートが絡まりやすく、ブラッシング中に毛が飛びにくい

・トリミングナイフより手軽にできる
トリミングナイフをする際はナイフにそこまでアンダーコートが絡まらないので少しずつ除去することになるのですが、刃の面積が広いという事と刃の溝が深いということで手軽にブラッシングできます!
なので毎日ブラッシングやることが苦ではなくなる!
(個人的にこれは一番良い事だと思いました)

・刃の構造によりたくさんの抜け毛が短時間で取れる
他にもブラシを持っているのですがそのブラシと比較すると比べ物にならないくらい毛が抜けます!

・ブラシに絡まった毛はワンタッチで取れる
ボタンを押すとブラシに絡まった毛がワンタッチで取れるようになっています

イマイチな点

・刃が細いので尻尾などの細い部分は慎重に
ファーミネーターの方が先端に行くにつれ刃も薄く細くなっているので、地肌に強く触れると肌を痛めてしまう可能性があります。
なので強くブラッシングをすると危険ですのでご注意ください。
実際に自分の肌で試してみましたが結構痛い!
しかし両端の出っ張りが部分があり、ストッパーになるので強さを加減しながら使用して下さい。
※尻尾などのストッパーが効かない細い部分は特に慎重にやる必要があります。

・ブラシの毛を取るのに両手が必要
プラッキングに慣れていると左手で愛犬を支えて、右手でナイフに絡まった毛を取るのですが、ファーミネーターの場合はブラシに絡まった毛を取る際に両手を使用する必要があります。
なのでその度に愛犬が動いたり暴れたりしてしまうのです。
私はこの点がちょっとだけめんどくさいなあと感じました。

・アンダーコートしか取れない
もちろんアンダーコートに絡まってたまにオーバーコートも取れます。
しかしアンダーコート用なので仕方ないのですが、普段トリミングナイフでプラッキングをしているため、オーバーコートを整えようと思うと別でトリミングナイフを用意する必要があります。

トリミングナイフとどっちが取れるのか?

次はファーミネーターでのブラッシングを3分間。
トリミングナイフでのレイキングを3分間。
同じ時間アンダーコートを除去してどのくらいの抜け毛の差が出るのかを検証してみました。

結果は‥?

抜け毛の量は大して変わりませんでした!
私は過去に使っていたブラシと比較してトリミングナイフがアンダーコートを除去するのに最強だと思っていたのですが、同じだけ抜けるとはファーミネーターは本当にすごいです!

なのでトリミングナイフをすでにお持ちの方は特に必要ないのかもしれませんが、ブラシを探してる方にはかなりおすすめです!

また先ほども記載したのですが、トリミングナイフよりも手軽にブラッシングできるので毎日ブラッシングができるのはかなりお部屋が綺麗になりそうです!

ブラッシングで余分な毛を取る事は愛犬の皮膚の健康にも繋がりますし、お部屋を清潔に保つということは愛犬のアトピーなどの痒みの予防にも繋がります。

追記(2023/8/12)
大切なことを記載する事を忘れておりました。
ジャックラッセルテリアのスムースの子や、毛が短すぎてブラシを通すとすぐに皮膚に当たる子には向いていないと感じます。
こちらはトリミングナイフも同じと個人的には思います。
理由としては毛が短いのでブラシやナイフを通すとすぐに皮膚に当たってしまうからです。
なのである程度毛の長さがある子にお勧めいたします。

良いブラシをお探しの方はファーミネーターを使ってみてはいかがでしょうか?



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